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インダストリアルインテリアとは?魅力と取り入れ方をご紹介!

インダストリアルインテリアのイメージ

『インダストリアルインテリア』という言葉を聞いたことはありますか?
聞いたことがない方や、聞いたことはあるけどどんなスタイルが
インダストリアルにあたるのかわからない方も多いのではないでしょうか。
今回はインダストリアルインテリアについて詳しくご紹介していきます。

インダストリアルインテリアの特徴

産業革命のイメージ

歴史と背景

インダストリアルインテリアは、19世紀の産業革命以降にヨーロッパで生まれました。
明治時代の日本で見られた工場の製造フロアや土蔵を、住宅や店舗、オフィスなどに改装する際に発展したインテリアです。
この時期、新たに設立された製鉄所や製陶所などの工場建設ブームにより、
大量の鉄やコンクリートが利用され、それらが住居や商業施設の建築にも活かされました。

この製造業を起源とするスタイルは、空間の広さと機能美を大切にします。
レンガの壁や露出した鉄筋、大きな窓やオープンフロア、そして機能的な配管などを活かし、
荒削りでありながらもリアリティと美しさを追求したインテリアが誕生しました。
現代のインダストリアルインテリアは、この起源を大切にしつつユーザーのライフスタイルに
合わせてアレンジが加えられ、ますます多様化してきています。

主なカラーと材質

インダストリアルインテリアの特徴的なカラーは、モノトーンやベージュ、
そして鉄の抽象的な色彩であるブラック、グレーなどです。
また、アクセントカラーとしてレッドやブルーも用いられます。
普遍的な色使いはどんな空間にも馴染み、シンプルで落ち着いた雰囲気を醸し出します。

また、材質にもこだわりがあります。
鉄やコンクリート、レンガ、木材などの素材が多く用いられ、そのままの状態で使用されることが一般的です。

それにより、良質な素材の本来の美しさや風合い、そしてその素材が経年変化によって培った深みや
重厚感を最大限に引き立てます。また、裸電球や古い工具など、あえて古いものや素朴なものを選ぶことで、
歴史や経年変化を感じさせるエレメントが加えられます。

空間への適用例

レストランやカフェといったビジネス空間、そして住宅のリビングや
ダイニングといった生活空間にインダストリアルインテリアを取り入れることで、
カジュアルでありながらも力強い魅力を放つ空間を演出できます。

たとえばレストランでは、オープンキッチンや露出したダクト、裸電球の照明、
鉄骨の椅子やテーブルといったインダストリアルな要素を取り入れることで、
調理の過程をダイレクトに見せるとともに、洗練された都会的な雰囲気を創出できます。

個々の家庭でのリビングやダイニングでは、露出したレンガ壁やアンティークなフレームを使った写真、
大きな窓やドア、そして無骨な家具を配置することで、落ち着いた中にも力強さを感じさせる空間を演出します。
機能的なだけでなく、深みや重厚感を感じさせる空間が作られ、家族や友人との時間をより質的に過ごすことができます。
一方、自宅のワークスペースやオフィスにおいても、シンプルでありながらも機能的なデザインは、
集中力や生産性を高めるうえで最適な環境となります。

インダストリアルインテリアの取り入れ方

インダストリアルインテリアのイメージ

小物を用いた取り入れ方

インダストリアルインテリアの取り入れ方として手軽なのは、小物を用いて空間にアクセントをつける方法です。
例えば、アイアンフレームやメッシュ素材のライトなどが特徴的です。
また、ヴィンテージ感溢れる木製のクロックやパイプ素材を活用した家具、オールドな蛍光灯もインダストリアルの雰囲気を描きます。
これらの小物を選ぶ際には、その色合いや材質がどんな空間とも調和することが重要なポイントとなります。

また、文字通り工業的なアクセントを加えることで、一躍その空間はインダストリアルに変貌します。
例えば、工具箱を収納ボックスとして使ったり、照明にヘッドランプを取り入れたりすると良いでしょう。
こうした一風変わったアイテムが空間に遊び心を添え、ユーモラスな印象をもたらします。

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家具や設備での取り入れ方

インダストリアルインテリアを取り入れる方法として、家具や設備の選び方も重要です。
鉄や木材を主体とした家具、特に無垢材のダイニングテーブルやアイアンフレームのチェアはインダストリアルスタイルの代表格です。
設備についても同様で、たとえばキッチンのシンクを鉄製にする、壁面にレンガ調の壁紙を貼るなど、
大胆に素材感を活かした設備を選びましょう。
また、レトロな雰囲気を出すために、天井から吊るされるような布線の電球や、エイジング加工が施された扉なども効果的です。

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DIYの方法とアイデア

インダストリアルインテリアの楽しみ方として、DIYも挑戦したいオプションの一つです。
例えば、無垢材を使用した家具の作成や、一見無用そうな廃材をリメイクしてインテリアに
生まれ変わらせるというアイデアは、このスタイルの魅力を最大限に引き立てるでしょう。
また、イメージが難しい場合は、一部をアクセントとして取り入れてみると良いでしょう。
例えば壁にレンガ調の壁紙を貼る、アイアン素材のフックや棚をDIYしてみるなど、
小さな部分から始めるとアレンジが楽しくなります。インダストリアル風のインテリアで、
自分だけの空間を作り出してみましょう。

インダストリアルインテリアの魅力を最大化するコツ

インダストリアルインテリアのイメージ

空間の有効活用方法

インダストリアルインテリアの一つの特徴であるオープンな空間を活かすためには、レイアウトの工夫が欠かせません。
まずは、家具の配置を考えてみましょう。
大きな空間を無骨な家具が占領してしまうと、たとえインダストリアルなインテリアであっても窮屈さを感じてしまいます。
また、ちょっとした区切りの工夫も有効でしょう。
ロフトを取り入れるのもおすすめです。そこは寝室にしたり、リーディングスペースにしたりと自由自在です。
このような高さのある空間利用が、インダストリアルインテリアの開放感とリラクゼーションを満たすいい方法となるでしょう。

独自性を出すためのポイント

次に、独自性を出すポイントについて考えていきましょう。
インダストリアルインテリアには一定のフォーマットが存在しますが、
それだけになるべくなら避けたい、定型的なスタイルの連続です。
むしろ、自分自身の店まわり、旅行の思い出、趣味といった独自の物語をインテリアに反映させることで、
他にはないインテリアに仕上げることが可能です。
それこそが、本当の意味でのインダストリアルインテリアの魅力でしょう。
旧い木材を壁面に取り入れたり、ほころび感を出すために古材を使うことも一考です。
これらを取り入れることで、空間に奥行きと個性が生まれるでしょう。

持続可能な空間づくりのコツ

持続可能なインダストリアルインテリアの空間作りについて、エコロジーやサステナビリティの観点からすると、
資源を大量に消費しないインテリア作りは重要です。
使い古された素材を再利用する、アップサイクルを心掛けることもインダストリアルなインテリアと相性が良いのです。
そのためには、日常生活においても廃材や中古品を美しいと捉え、それを生活空間に組み込むような視点を養うことが重要です。
その結果、無骨なだけでなく、エコロジカルで持続可能な素晴らしいインダストリアルインテリアが生まれるでしょう。

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最後に

いかがでしたでしょうか?
今回はインダストリアルインテリアについてご紹介しました。
取り入れるにはハードルが高いと思われがちなスタイルですが、小物など工夫することで一気にお部屋の雰囲気を変えることができます。
また、DIYなど楽しみながら取り入れてみるのもいいかもしれませんね。

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