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スチールラックを床に置くとへこみができる?へこみ対策をプロが解説

スチールラックでへこみが気になる箇所

 

「スチールラックを置いて、床にへこみができないか心配」

「賃貸だから床のへこみは作りたくない」

そんなお客様からの問い合わせは少なくありません。

でも実は、選ぶべきパーツや置き方など、ちょっとした対策を行うだけでへこむ可能性は大きく下がります。

そこでこの記事では、これまで5000件以上スチールラックのご案内に携わったスタッフが、床のへこみ対策をご紹介します。

スチールラックを購入する前の方も、すでに購入しているという方も必読!

「引っ越しのタイミングや退去時にへこんでいた」ということがないように、今回紹介する内容を参考に対策してみてくださいね。

今あるラックに足して、床への負荷を分散させる固定アイテムはこちらからもご覧いただけます!

【ルミナス】

【エレクター】

 

 

 

スチールラックを床に置くとへこむ?

床のへこみ
結論、スチールラックを床に置いて床がへこんだという問い合わせはほとんどありません。

一時的に置いただけであれば大きなダメージにはならないのです。

しかし長年利用すると1点に「荷重」がかかり続け、へこみが発生してしまう可能性が上がります。

ついなんでも乗せてしまい、耐荷重を超えてしまうということもあるでしょう。

スチールラックにはそれぞれ決まった「耐荷重」が存在しますが、耐荷重以内のものを置いたとしても、限界に近くなってしまうと負荷が大きくなってしまうので注意が必要です。

耐荷重を意識した収納を行い、根本からへこみを防止していきましょう。

床のへこみを防止する5つの対策

ここからは、床のへこみを防止する対策を5つ紹介していきます。

基本的にへこみができづらいスチールラックですが、さらに安心して使いたいという方は、これから紹介する対策をぜひ活用してください。

ポール径を太いものにする

例えばスチールラックで国内シェアno.1を誇る「ルミナス」のスチールラックで見ていきましょう。
主に出回っているラックのポールは、直径が25mmのものと19mmのもの2種類に分かれます。

床にへこみができないようにしたい場合におすすめなのが、径の大きい25mmを選ぶことです。

床に接する面が大さいほど負荷がかかりにくくなるため、少しでも径が大きいものを選ぶことで、負荷を分散させることができ、へこみができにくくなります。

円形アジャスターを使用する

円形アジャスターの使用イメージ

テーブルや椅子など、床にへこみや傷を作りたくない時によく利用されている、円形アジャスターがスチールラックにもパーツとして存在します。

円形アジャスターは、そのまま置く時に比べ、床への接地面積を広げることができるため、負荷の分散が可能です。

実際に比較してみると、大きさは約2倍以上!想像している以上に大きいと感じた方もいるのではないでしょうか。

 

円形アジャスターと標準ジャスターの比較

円形アジャスターを手のひらに乗せると?

フローリングだけでなく、畳のお部屋にもおすすめのパーツです。

 

また、ルミナスにつぐ人気のスチールラックメーカー「エレクター」こちらのシリーズにも足元を補強し、床への負荷を分散させるパーツがあります。
エレクターのフロアプロテクトアジャスター

 

三角プレートを使用する

3角プレートの使用イメージ

円形アジャスターと同様に、負荷を分散する役割として三角プレートを使うのもおすすめです。特に、部屋の角にスチールラックを置きたい時には三角プレートをおすすめします。

三角プレートと円形アジャスターと比較

円形アジャスターやキャスターに比べて直角三角形がお部屋の端にフィットしやすく、壁面や背面に無駄なスペースを作りません。向きを角に合わせながら取り付けるのがポイントです。

 

三角プレートと標準アジャスターの比較

三角プレートも設置面積は2倍以上の差があるため、へこみ防止に繋がります。

動いても問題なければキャスターを使用する

キャスターの使用イメージ

スチールラックを固定しなくても良い場合は、キャスターをおすすめします。円形アジャスターや三角プレートと同様に、負荷の分散ができることに加え、定期的に移動をさせることで、凹みの予防に繋がります。

 

 

【エレクターベーシックのキャスター】
3大スチールラックの一つ、プロに愛されるエレクターのベーシックなシリーズでも、キャスターのパーツが追加購入できます。

エレクターベーシックのキャスターパーツ

床に緩衝材を噛ませる

緩衝材として、ベニヤ板などが必要ですか?といったお問い合わせも稀にありますが、必須ではありません。

「へこみや傷が本当に心配」「絶対につけたくない」という方に限定して、設置をお願いしています。

その場合は、ベニヤ板やマットなどの緩衝材をご利用ください。

1番の対策は重いものを置きすぎないこと


へこみ対策を5つ紹介してきましたが、一番のへこみ対策はやはり、ものを置きすぎないことです。

幅の大きいものや、重たいものをスチールラックに置きたい気持ちはとてもわかります。しかし家庭用だけでなく、業務用など、どんなスチールラックにも耐荷重は存在します。

どれだけ対策を行っていても、耐荷重を超えた収納はへこみに繋がります。そのため購入した・購入する予定のスチールラックの耐荷重と収納するものの重さを理解したうえで、基準内の重さで利用することを推奨します。

おわりに


へこみの防止対策を5つ紹介してきましたが、最終的な結論は「重すぎるものには注意すること」です。

便利なスチールラックにもやはり限度は存在します。基準内で、安全な利用をすることを心がけましょう。

スチールラックの利用方法や購入に関して不安な点がある方は、お気軽に当店スタッフにご相談ください。

 

「ここまで読んだけど、まだ疑問がある…」 「迷ってアイテムを選べない」 などお悩みでしたら、気軽にご相談ください。

 

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