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販売店のプロが教えるラックのキャスターの正しい選び方

スチールラックのキャスター

ラックを動かすことができる便利なキャスター
実は、「たくさんの種類があり選び方がわからない」というお問合せが多い商品でもあります。
今回、何を基準にキャスターを選んだらいいのかをポイントを押さえながらご紹介します。

キャスターは移動ができるだけではなく、使用環境に合わせて素材や機能など様々な工夫がされています。

今回はスチールラックの販売店のプロが業務用スチールラックのキャスターの選び方に関して解説します。

この記事で業務用スチールラックのキャスターに関しての疑問は全て解決!
どんな基準でキャスターを選んだら良いか一目瞭然です。

ポイントはキャスターの機能を正しく知り、用途に合わせたものを選択することです。

ぜひこの記事を参考に、あなたにぴったりのキャスターを見つけてくださいね。

キャスターはこうやって選ぶ!注意してみるべき4ポイント

4つのポイント

キャスターを選ぶ際に注意してみるべき4つのポイントは、

 

  1. 耐荷重
  2. 素材
  3. 直径
  4. 取り付け方

 

です。

キャスター1つで使い勝手には大きな差あります。
倉庫やガレージなどに使われることが多い大型のスチールラックの場合は、なおさらこだわりが必要です。

正しい知識を知ることで、購入・使用時のストレスはゼロになります。
ポイントを抑えながらキャスターを選んでいきましょう。

「耐荷重」は走行時と停止時で異なる

女性とスチールラック

キャスターの耐荷重は、以下の2つの状態を想定した耐荷重を記載しています。

走行時:動かしている状態で載せられる積載重量
停止時:動かさない状態で載せられる積載重量

停止時は走行時と比べ、約2~3倍の重量を積載することができます。
そのため、動かく時には載せている物を減らすなど、使い方で調整することができます。

キャスターの種類によって重さに耐える力は異なるため、必ず事前に確認をしましょう。

「素材」の違いで耐えられる環境が変化

フローリングにこぼれた水

キャスターの車輪には、様々な素材が使われています。
ここでは代表的な4つ素材の特徴をご紹介します。
※メーカーやキャスターの種類によっても性能差が生じます。

素材 弾力性 耐水性 耐油性 耐薬品性 ポイント
ナイロン × 硬い素材で強度も高く、見た目もきれいなまま長持ちする
ゴム × 弾力があり凹凸があっても滑らかに走行する
エラストマー 耐薬品性に優れ、走行時の音も比較的静か
ウレタン × 弾力があり凹凸があっても滑らかに走行する

素材一つとっても、水や油など何に強いのかが違ってきます。
使用する環境とあったものを選択することで、キャスターを長く使うことができます。

「直径」が大きいほど軽い力で動く

キャスターのサイズ比較

頻繁に動かしたり、長距離を動かす場合には、大きいものが向いています。
キャスターの直径(車輪)は、大きいほど軽い力で動きます。

これは、キャスターが転がるときの摩擦の大きさが、車輪の直径に反比例するためです。
同じ重さであれば、車輪の直径が2倍になると摩擦力は半分になります。

「ねじ式」と「打込式」で取り付け方が異なる

打ち込み式とねじ式ポール
左:打込式 右:ねじ式

キャスターとポールを接続する方法として、「ねじ式」と「打込式」があります。
それぞれの特徴をご紹介します。

  • ねじ式

取り付け部分がねじのようになっているタイプです。
ねじ込んで付けるだけなので、比較的簡単に取り付けることができます。
ねじで固定しているため、使用しているとゆるみが発生する可能性があります。
定期的にゆるみを締めなおす必要があります。

  • 打込式

ゴムハンマーなどで打ち付けてポールに取り付けるタイプです。
メーカーによっては専用のポールを用意する必要があります。
しっかりと打ち付けるため、強度が強く、走行時の耐荷重が高いのが特徴です。
取り付けにはハンマーが必要となります。

ルミナスとエレクターの違い!メーカーを確認しよう

ルミナスとエレクターの比較

キャスターには「互換性」があります。
例えば、エレクターのキャスターをルミナスのスチールラックに取り付けることはできません。
自分が持っている・購入を考えているスチールラックのメーカーやシリーズを確認しましょう。

スチールラックのどこを見たらメーカーを判断できるのか?
代表的なシリーズを例に、それぞれの確認すべきポイントをご紹介します。

メーカー・シリーズ名 プレート 刻印 ワイヤーの貼り方
25mmルミナスシリーズ
・ルミナスレギュラー
・ルミナススリム
・メタルルミナス など
・シェルフ(棚)に三角のプレートが付いている
・プレートに「Luminus」と記載
※シリーズによってプレートの色が異なります
※メタルルミナスのみ付いていません
・シェルフ(棚)のコーナーリングに「Luminus」の刻印がある
※メタルルミナスのみ付いていません
・横張り
※ルミナスレギュラーのみ縦張り
19mmルミナスシリーズ
・ルミナスライト
・メタルルミナス など
・シェルフ(棚)に三角のプレートが付いている
・プレートに「Luminus」と記載
※シリーズによってプレートの色が異なります
※メタルルミナスのみ付いていません
・シェルフ(棚)のコーナーリングに「Luminus」の刻印がある
※メタルルミナスのみ付いていません
・横張り
エレクターベーシックシリーズ なし ・シェルフ(棚)のコーナーリング「ERECTA」の刻印がある
※リニューアル前の商品であれば「HOME ERECTA」の刻印
・横張り
エレクタースーパーシリーズ なし ・シェルフ(棚)のコーナーリング「ERECTA SUPER SERIES」の刻印がある
※リニューアル前の商品であれば「ERECTA」の刻印
・縦張り

ルミナスシリーズの場合、2点注意事項があります。

  • メタルルミナスの判断について
    メタルルミナスのみ、ルミナスだと判断できるプレートや刻印がありません。
    そのため、既にご自宅にスチールラックがあるけれどプレートや刻印がない場合、ルミナスの商品だという明確な判断ができかねます。
  • 防錆特化型のルミナスシリーズについて
    エクステリアなど防錆に特化したシリーズがありますが、キャスターには防錆性のあるものがありません。
    そのため、屋外でキャスターを使うとキャスターが先にサビることがございます。

スチールラックとキャスターを同時に購入する場合は問題ないかと思います。
しかし、ご自宅に既にスチールラックがある場合、上記のポイントに注意しながらキャスターを選んでくださいね。

ぴったりのキャスターを見つけよう!キャスター比較表

ウレタンキャスター

ここでは、前章のキャスターを選ぶ際の注意点を知った上で
各メーカーのシリーズごと、使用用途・環境からキャスターを見ていきましょう。

メーカーシリーズによっては過酷な環境下に耐えられる業務用の物もあれば、
一般的なお家にあるキッチンなどのホームユース向きな物があります。
自分が持っているラックや購入を考えているラックのスペックに合わせて
キャスターを選択していきましょう。

ルミナス

ルミナスシリーズには「ナイロンキャスター(ねじ式)」が付属しているセット商品が数多くあるため、一部を除いて購入後すぐに可動式のラックにすることができます。
しかし、スチールラックのスペックが高くても使用環境ではナイロンキャスターが向いていなかった!ということもあります。
※「打込式」は専用ポールが必要となるので、注意が必要です。
※ポール径19mmはナイロンキャスターと業務用キャスターのみのお取り扱いとなります。

ルミナスキャスター比較表

エレクター

エレクターにもいくつかシリーズが存在します。
ここでは、過酷な環境下にも耐える業務向けの「スーパーシリーズ」と
家庭で使いやすく、カラーバリエーションも豊富な「ベーシックシリーズ」をご紹介します。

とくに「スーパーシリーズ」は過酷な環境でも耐えられるスペックのラックが多い分、
キャスターもその環境下に合わせないといけません。
※「打込式」はねじ式で使用しているポールにもつけることができます。
※ポールに付いている、ダイカストナット・アジャストボルトを取り外す必要があります。

  • エレクターベーシックシリーズ

ベーシックシリーズキャスター比較表

  • エレクタースーパーシリーズ

スーパーエレクターキャスター比較表

※一部商品はサイトへの記載がございません。詳しくはお問い合わせください。

その他

ルミナスとエレクターの他に、
代表的なスチールラックシリーズとして「メタルシステム」と「プロフェイス」があります。
どちらも高い防錆性を持つ機能的なスチールラックです。
キャスターの走行時は開示されていないため、詳しくは当店までお問い合わせください。

商品名 商品イメージ 耐荷重(走行時) 耐荷重(停止時) 素材 車輪直径
メタルシステムキャスター 4つのキャスター お問い合わせください 200kg ゴム 7.5cm
プロフェイスキャスター 4つのキャスター お問い合わせください 400kg ゴム お問い合わせください

まとめ

ルミナスナイロンキャスターの取り付け画像

いかがでしたか?
キャスターを選ぶときには下記4つのポイントを注意してみることが大切でした。

 

  1. 耐荷重
  2. 素材
  3. 直径
  4. 取り付け方

また、スチールラックのメーカーやシリーズを理解して互換性のあるキャスターを選ぶことも大切です。

物を収納するときは、棚の耐荷重や機能に目を向けることが多いですが
キャスターにも様々な工夫や機能が備わっています。
使用する環境下に合わせて選びたい方は、ぜひ参考にして活用してくださいね。

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