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スチールラックの耐荷重とは?専門店店長が購入時のポイント伝授!

スチールラック 耐荷重

無駄がなく、スタイリッシュなデザインが人気のスチールラック。業務用から家庭まで幅広く使用されています。キッチンやオフィスの収納に使いたい!という方もいらっしゃるのではないでしょうか。だけど

・耐荷重が何を表しているのかわからない
・スチールラックはどれくらいの重さのものを収納できるのか?

このように、疑問を感じてはいないでしょうか?

そこでこの記事では、スチールラック専門店のプロが購入する際に注意するべき耐荷重について解説します

 この記事でわかること
  • 耐荷重の考え方と購入する際のポイント
  • 耐荷重と併せて注意すること

この記事を読めば、スチールラックの耐荷重について理解でき、収納したいものを安全に収納できるラックを購入できるようになります。お部屋にスチールラックを置くことで、おしゃれで整理整頓された空間にでき、生活の質が向上するでしょう。ぜひ、参考にしてくださね。

本文で紹介しているルミナスのスチールラックは、こちらからご覧いただけます。

スチールラックには、総耐荷重と棚耐荷重がある

総耐荷重と棚耐荷重

スチールラックの耐荷重には、ラック全体が支えることのできる重量である総耐荷重と棚一枚が支えることのできる重量を表す棚耐荷重の2種があります。スチールラックを購入する際には、この2種の違いを押さえることが重要です。

総耐荷重はラック全体の耐荷重

総耐荷重はラック全体が支えられる重量の上限を指しています。例えば、総耐荷重500㎏のスチールラックなら、スチールラック全体で500㎏まで収納することができます。

注意点としては、棚板が増えて収納できる場所が増えたとしても、総耐荷重が増えることはありません。総耐荷重500㎏のスチールラックは棚板を3枚の場合でも、4枚の場合でも総耐荷重は500㎏のままです。

棚耐荷重は棚板一枚ごとの耐荷重

一方で、棚耐荷重とは棚板が支えられる重量を示しています。棚耐荷重100㎏であれば、1枚に100㎏まで収納ができるということになります。

しかし、棚板の真ん中に100㎏のものを置いてしまうと、歪みや破損が起きてしまう原因になります。重量が一か所に集まらないように、均等に収納をする必要があります。

棚の耐荷重からスチールラックを選ぶ

棚耐荷重は重要

スチールラックを選ぶ際により重要な耐荷重は棚耐荷重です。なぜなら、棚耐荷重以上の収納をしてしまうと、棚板がゆがんでしまうこともあり、最悪の場合スチールラック自体が崩壊する危険があります。

そのため今回は、代表的な棚耐荷重にはどのような使用用途がふさわしいかを紹介いたします。

棚耐荷重80㎏はオフィスや家庭で

棚耐荷重80㎏のスチールラック
メタルルミナスは棚耐荷重80㎏の人気スチールラック

棚の耐荷重が80kgのスチールラックは、オフィスや家庭での使用に適したバランスの良い強度を持っています。 オフィスではファイルやプリンター、雑貨類を収納するのに十分な耐久性があり、家庭ではキッチン用品や本、衣類収納などある程度の用途で活躍します。一般的な使用には十分な強度を確保できるでしょう。

 

棚耐荷重135㎏は重量のあるものを載せるときに

棚耐荷重135㎏のスチールラック
ルミナススリムは業務用と家庭用の中間モデル棚耐荷重135㎏のスチールラック

棚の耐荷重が135kgのスチールラックは、少々重量のあるものを収納する予定がある場合に適しています。 例えば、家庭では家電製品や大量の書籍の収納に活用でき、オフィスや店舗では工具類や重たい書類の整理にも役立ちます。

 

棚耐荷重250kは倉庫や工場でも活躍

棚耐荷重250kgのスチールラック
業務用に開発されたプロ仕様のルミナスレギュラーは棚耐荷重250kgのスチールラック

棚の耐荷重が250kgのスチールラックは、高い強度を求められる倉庫や工場での使用に最適です。 重量のある機械部品、資材、さらには大量の飲料や商品在庫なども安全に収納できます。 特に業務用として、安定した保管が求められる場面で活躍します。

 

耐荷重と併せて注意するポイント

ポイント

スチールラックを購入する際、耐荷重の他にも注意するポイントがあります。

収納するもの、場所に合ったサイズを選ぶ

スチールラックを購入する際は、収納するものや設置場所に合ったサイズのものを選ばなければなりません。具体的にサイズ選びで重要になるポイント横幅・奥行き・高さの3点を解説します。

❶横幅は設置スペースに対して余裕を持たせる

設置する場所の幅を測り、ラックとの間に数センチの隙間が生まれるサイズを選びましょう。 これにより、ラックの組み立てや調整がしやすくなり、壁との圧迫感も軽減されます。

横幅サイズが豊富なスチールラックでおすすめなのが、ルミナスライトシリーズです。このシリーズは、なんと横幅が5cm刻みでサイズ展開されており、横幅のバリエーションだけで約35cm~85cmまでの11サイズが揃っています!棚耐荷重は150kgだから業務用に近いしっかりとした丈夫さ。ポール径は細身の19mmで、リビングやお部屋においても圧迫感を感じさせにくくなっています。

横幅サイズが豊富なルミナスライト
横幅サイズが豊富なルミナスライト

❷奥行きは導線の妨げにならないサイズにする

廊下やキッチンなどの狭い場所で使用する場合などは、奥行きが広いサイズを使用すると通路がさらに狭くなってしまい移動導線の妨げになります。一方で、サイズが大きいものを収納する際は、奥行きが狭いとはみ出してしまう場合もあるので注意しましょう。

 

■おすすめのスチールラックシリーズ■
横幅サイズが豊富なスチールラックでおすすめなのがルミナスレギュラーシリーズです。

 

・横幅サイズは、約46~180の7展開

・奥行サイズは約35、46、60cmの3展開

・高さは約55~180cmの6展開

 

小型から大型まで幅広いサイズラインナップです。ポール径は一般的な25mmサイズで、棚耐荷重は250kgで文句なしの丈夫なつくり

ルミナスレギュラー一覧ページへのバナーリンク
奥行きが3種類あるルミナスレギュラーシリーズ

❸高さは天井高を確認して考える

設置場所の天井の高さを事前に確認せず、正しいサイズを選ばないと、圧迫感が出たり、最上部の棚が使いにくくなり収納スペースを有効活用できなかったりする可能性があります。

高さが210㎝のスチールラックも扱うメタルルミナスシリーズ
高さが210㎝のスチールラックも扱うメタルルミナスシリーズ

水周りで使用するならサビに強い素材を選ぶ

スチールラックをキッチンや洗面所、浴室などの水周りで使用する場合、サビに強い素材を選ぶことが大切です。 水気や湿気が多い環境では、通常のスチール製ラックではサビが発生しやすく、劣化が早まる可能性があります。「サビに強いもの」をお探しの場合は、「ルミナスプレミアムライン」から選ぶのがおすすめです。

通常、ベースのスチール材にクロームメッキ加工をするところを、このシリーズでは「錫(スズ)メッキ」加工を施しているというところが大きな特徴です。

錫は空気中でも水中でもサビることがなく、缶詰の内側のメッキとして使われているように毒性がないことが実証されている素材です。

ルミナスプレミアムライン
サビに強いルミナスプレミアムライン

また、スチールラックには、植物栽培のためのプランター置きとして使用できるタイプがあります。シェア率TOPクラスのルミナスでいうと、「ガーデンラック」呼ばれる屋外用途専用のシリーズです。

このガーデンラックはクロームメッキの代わりに、ガードレールにも使用されている「粉体塗装」を実施。しかも、通常の2倍の厚みで塗装しているからサビにくいんです!

ガーデン用途での使用を想定している場合は、このシリーズから選んでみてはいかがでしょうか?

屋外スチールラック
ガーデニングで使用できるルミナスガーデンラック

スチールラックに水槽を置いてはいけない

水槽 スチールラック

水周りに関連した内容で、「スチールラックに水槽を置いても問題はないか」という質問を多くいただくのですが、メーカーではスチールラックに水槽を置くことを推奨していません。

水槽の重さがスチールラックの耐荷重以下であれば、置いても大丈夫かと考えてしまいますが、振動などにより水槽が破損する場合があります。水槽用の台を利用しましょう

 

キャスターを使用する場合の総耐荷重は低くなる

スチールラックにキャスターを使う場合、通常の固定脚を使用したときよりも総耐荷重が低くなる注意が必要です。また、キャスターをつけている状態でスチールラックを動かす際は、さらに総耐荷重は低くなります。移動させる予定がある場合は注意しましょう。

重さのあるものを収納する際は、キャスターより耐荷重が高い足回りパーツを選ぶこともおすすめです。足元をより安定させるパーツでは、円形アジャスターが人気があります。床への設置面積が広がるので、床のへこみや傷の対策になります。

円形アジャスター
安定感を高める円形アジャスター

まとめ

いかがでしたでしょうか。スチールラックを購入する際に耐荷重について迷ったら、棚板にどの程度の重さの収納をするかを考えてから購入をしてください。また、サイズは設置する場所のサイズを必ず測り、余裕のあるサイズを購入しましょう。

 

「ここまで読んだけど、まだ疑問がある…」 「迷ってアイテムを選べない」 などお悩みでしたら、気軽にご相談ください。
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