狭い厨房のレイアウトの基本をアドバイザーがご紹介。飲食店の業務効率爆上がり!
近年、わずか3坪ほどのスペースで飲食店を始める人が増えています。
初めて独立起業する時は資金力も十分でなく、狭いスペースしか借りられないことも少なくありません。
とは言え狭い厨房では中々効率があがらないもの。
更に食品のストックや大型の調理器具もありますので、在庫管理に苦戦する方も多いかと思います。
ここでカギを握るのが、厨房のレイアウト。
実はちょっとレイアウトを工夫するだけで、狭い厨房でも効率的に作業が出来、人件費の削減や待ち時間の短縮が出来てしまうのです。
今回は整理収納アドバイザー監修の元、狭い厨房のレイアウトのコツをご紹介。
更に狭い厨房でマストとなるアイテムもご紹介いたします。
ぜひお役立てください。
まずは低コストかつ防錆性の高いラックを見てみたいという方は、こちらから見ることもできます!
狭い厨房のレイアウトの基本事項
まず狭い厨房のレイアウトの基本事項を押さえていきましょう。
いかに狭いといっても、飲食店を開業するには保健所から求められるルールを守るほか、お客様に危険を与えないようにすること、ご自身やスタッフが衛生状態に万全な配慮をしながら作業できることが大切です。
安全で安心でルールに沿った厨房を目指すために押さえておきたい、狭い厨房で実践したいレイアウトの基本事項をご紹介します。
狭い厨房のレイアウトを効率良く活用するための基本事項として、4つのポイントを押さえていきましょう。
ポイントは以下の4つです。
・頻繁に使用するものは取りやすい位置に置いて業務効率を上げること
・飲食店の基本である衛生環境を保つためにも掃除のしやすさを考慮すること
・収納は高さを活用してスペースを無駄なく使うこと
それぞれどのような点に気を付けるべきか、詳しく解説していきます。
余裕がある動線を複数確保する
まず、余裕がある動線を複数確保することが大切です。
狭いながらも、余裕を持って最初に作業動線を確保することで、作業効率が上がります。
飲食店経営の利益にもかかわる大事な部分なので、動線の確保を優先しましょう。
動線を確保するには、オペレーションを確立することが必要です。
どのような流れで、何をどうやるのか、一人で行うのか、ほかのスタッフも一緒に行うのかなどを考えながら、一連のオペレーションを構築しましょう。
そのうえで、オペレーションをスムーズに実践できる動線を考えて、確保します。
頻繁に使用するものは取りやすい位置に
頻繁に使用するものは、取りやすい位置に置きましょう。
調理鍋や調味料などが遠くにあったり、手に取りにくい場所にあったりすると、業務効率が下がります。
何をよく使うのか考えたうえで配置することで、業務における負担を減らせます。
掃除のしやすさを考慮する
飲食店経営において、衛生環境を保つことは欠かせません。
閉店後の掃除はもちろん、こまめに掃除をしてきれいな状態を保たなくてはなりません。
保健所検査などをクリアするためにも掃除は大切です。
清掃する際に掃除機やほうきが行き届くようなレイアウトにすることを心がけましょう。
収納は高さを活用する
狭い厨房なのに横に広げてしまうと、作業をする場所が狭くなり、大量の注文を一気にさばくスペースや美しく盛り付けをするスペースもなくなります。
幅が狭いからこそ、高さを活用しましょう。
そのためには、吊り戸棚をはじめ、高さのある収納を用意します。
意外と見落としがちですが、上の空間を存分に活用すると狭い厨房における業務効率アップ、収納力アップにつながります。
狭い厨房にはスチールラックがおすすめな理由7選
狭い厨房には、スチールラックがおすすめです。
その理由を7選ご紹介していきますので、厨房にマッチするスチールラックを選びましょう。
高さを活用した収納ができ、地震による転倒対策もできる
スチールラックは、何段にも重ねて伸ばしていけます。
3段といった低い収納から7段など高さを出すこともでき、さまざまな活用方法があるので便利です。
さらに、天井に突っ張り棒をあてることで、地震による転倒防止対策もできます。
狭い厨房だからこそ万が一のリスクに備え、転倒防止などの対策も講じられる収納がおすすめです。
突っ張りラックは、スチールラックのオプションをわざわざ買わなくても、最初から天井に突っ張れる専用ポールが付属しています。
オプションを後から付けるのは面倒といった方は、転倒防止用のアイテムがセットになったスチールラックを買いましょう。
水に強いので洗い場などでも衛生的に使用できる
スチールラックは水に強いので、洗い場などでも衛生的に使用できるのが大きなメリットです。
水気を帯びて錆びてしまうと衛生環境が悪くなるだけでなく、ボロボロになって支えられなくなるなどの支障が出ます。
頻繁に収納の買い替えをするとなれば、コストがかかるほか収納物を都度移動させなくてはならず、業務もストップさせなくてはなりません。
そのため、水に強く耐久性に優れたスチールラックを選ぶのがおすすめです。

こちらは高品質・高耐久のスチールラックで信頼あるルミナスシリーズの中でも、No.1の防サビ性能を誇るプレミアムラインです。
特徴としては、ポールや棚板に施しているクロムメッキ(通常シリーズ)の処理を、錫(スズ)メッキに変更し防錆性を高めている点です。
ルミナスシリーズの中で、業務用としても支持されているので、安心して導入できるでしょう。
通気性が良くストック物を衛生的に保てる
水回りに置くものなので、通気性が良くないと、ストックしているものがカビたり湿気を帯びたりして、品質が悪くなります。
ストック物を衛生的に保つためにも、余計な囲いがなく湿気を吸収しにくい、通気性に優れたスチールラックがおすすめです。
側壁がないので、厨房内や店内を見渡せる
スチールラックは、シンプルな作りであり、側壁がないので、厨房内や店内を見渡せるのも便利です。
分厚い壁が張られた収納家具は圧迫感もあり、スペースも取るうえ、周囲が見えにくくなります。
スチールラックは開放的な構造で、狭い厨房でも余計な幅を取らずに、より多くのものを収納できます。
さらに、隙間から向こう側なども見渡せるので、厨房内の監視や店内のチェックができるのがメリットです。
混雑時間帯の店内の様子を確認しながら、作業スピードを上げるなど、効率良く作業できます。
キャスターを付けられるうえに軽いので簡単に動かすことができる
スチールラックはそのまま置いたり、転倒防止対策として突っ張り棒で固定したりなどができますが、キャスターを付けることも可能。
よく使うものはキャスター付きのワゴン型のスチールラックなどに乗せ、必要なスペースに動かして効率良く作業できます。
スチールラックは軽いものが多いので、キャスターで簡単に動かせて、女性スタッフに手伝ってもらう時も安心です。
収納だけではなく、作業台としても使用可能

3段程度のソリッドシェルフラックは、立った状態でテーブルやデスク的に使える高さになります。
作業台として使えるので、できあがった料理の皿を並べて、最後の仕上げをするなど便利に使えます。
拡張性抜群&さまざまな拡張パーツで好みのカスタマイズが可能
ルミナスのスチールラックの魅力は、拡張性が抜群で、自在にカスタマイズが可能なところです。
狭い厨房、3坪の厨房といっても形や高さ、柱の位置などさまざまです。
行う作業においても、必要な調理器具の種類やサイズ、数などが異なります。
ワンオペの場合もあれば、数人で一連の作業を流すなど、作業するスタッフの数も異なることでしょう。
そのため、特定のスチールラック一択ではなく厨房や動線、オペレーションに合わせたスチールラックを選び、使いやすいようにカスタマイズするのがおすすめです。
飲食店を運営していく中で、次第に人気が出て、収納が足りなくなることも想定されます。
また、事前にオペレーションを決めて動線を確保しても、実際に作業をしてみたら少し勝手が違ったり、もう一つ作業台が欲しくなったりすることもあるかもしれません。
収納棚にラックが付いていたほうが良くなったり、吊り下げるスペースがあったほうが便利と思ったりすることもあるでしょう。
ポールを継ぎ足して高さを伸ばして、板を乗せて段を増やしたり、キャスターを付けて移動できるようにしたり、突っ張り棒を張って動かないように固定したりできます。
簡単な作業で取り付けや取り外しができるので、面倒くさがりな方でも安心です。
より安全にスムーズに取り付け作業ができる、ルミナス専用ハンマーなども用意されているので、DIYが苦手な方も心配ありません。
業務が多忙の中でも、閉店後や開店前のちょっとした時間で、ニーズに対応したカスタマイズができます。
さいごに
飲食店の業務効率爆上がりすること間違いなしの、狭い厨房のレイアウトの基本をご紹介してきました。
狭い厨房のレイアウトの基本事項を振り返ると
頻繁に使用するものは取りやすい場所に置くこと
掃除のしやすさを考慮すること
収納は高さを活用してスペースを無駄なく使うこと
上記4つになります。
狭い厨房にスチールラックがおすすめな理由として、高さを活用した収納ができ地震による転倒対策もできること、衛生的に使用できること、通気性が良くストック物を衛生的に保てることなどがあります。
ぜひスチールラックを活用して、狭い厨房でも効率的に働ける環境を実現しましょう。


インダストリアル・ブルックリンなど実は様々なテイストにも馴染むスチールラック。昨今は多くのデザインや機能があり、デスクやハンガーラックにも変身したりと、とても幅広い商品です。スチールラックの素晴らしさをコンテンツを通じて発信していきます!