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メタルシステムの組立て方!今人気のラックを販売店のプロが解説!

「見せる収納」としても大人気なラック「メタルシステム」
「見せる収納」としても大人気なラック「メタルシステム」

職場でブックシェルフや本棚として、スチールラックを使いたいけど、
レイアウトや組み立て方がわからないといった方もいらっしゃるのではないでしょうか。

先日、お客様のご依頼で当店でもお洒落で人気なラック「メタルシステム」の組み立てを行ってきました!

サイズの決め方やレイアウトに迷ってるという、そんな方は必見!
スチールラック専門店の当店で3,000件超のお客様対応をしてきたスタッフがメタルシステムの組み立てについてじっくりとご案内を致します!

スチールラックでブックシェルフを組みたいとのご依頼を頂きました!

積み重なった本

T社様から当店へ初めてお問い合わせを頂いたのは、昨年の12月でした。
ちなみに担当者様よりお伺いしたご希望の条件としては

①横方向に長いスペース(4m50cm程)に並べてラックを設置したい。
②重い参考書や雑誌を置いても耐えられる強度を持つ棚板であること。
③ラック同士を連結できること。
④高さ調節できること。

いろいろなラックをご案内する中、以上の要望を全て叶えられるのがメタルシステムのラックだったとのお話でした!

メタルシステムってどういう構造?基本パーツのご紹介

柱の表面がフラットな珍しいタイプも!「メタルシステム ユニラック」
柱の表面がフラットな珍しいタイプも!「メタルシステム ユニラック」

スチールラックというと棚板と支柱の他にもボルトや留め具が必要だったり、電動ドライバーが必要に感じたりすることはないでしょうか。
ですが、メタルシステムでは、組み立てに必要なパーツは3種類と以外に少ないんです。

①「サイドフレーム」

サイドフレームのアップ
表面のツメ形状が特徴的な「サイドフレーム」一覧はこちら!

いわゆる「スチールラック(メタル製のラック)」をイメージすると支柱がポールの型の形状となっており、丸みを帯びている印象を受けます。
しかし、メタルシステムの場合は支柱が「サイドフレーム」と呼ばれる平面の“柱”のため、正面から見るとビシッと面で揃い、とても見た目が美しいのです。

②「ビーム」

ビームのアップ
棚板を支える「ビーム+棚板」サイズの一覧はこちら!

次に、「ビーム」と呼ばれるパーツの紹介です。
このパーツが無いと、肝心な棚板「シェルフ」を載せることが出来ません。

フレームの内側に等間隔で並んでいるカギヅメがあります。 ここにビームの両端にある隙間を差し込んで固定させます。
慣れれば1分もかからずに棚板の高さ調節が可能になります。

③「シェルフ(棚板)」

シェルフのアップ
写真のようなタイプの他に、パンチングシェルフもあります!

次に「シェルフ」の紹介です。 亜鉛メッキでコーティングされた表面は鈍い輝きを放ち、無骨でインダストリアル(工業的)な質感を感じ取ることが出来ます。
屋外使用にも耐えられる程の高い防錆性能を備えているのでガーデンラックにも最適です。

実際にオフィスで組み立ててきました!

部屋に搬入したメタルシステム

いよいよ組み立てです。丁寧に梱包がされているので安心ですね。
ラックのサイズが大きいと、「サイドフレーム」と「ビーム」が梱包された箱と、「シェルフ」がまとめて梱包された箱の2箱に分かれて届くこともあります。

付属品について

メタルシステムの黒いキャップ

箱を開けると付属品の中に黒いキャップが入っています。
このキャップ、どこに使うパーツかというと、サイドフレームのそれぞれの柱の先端につける保護カバーなんです。

この保護カバーを装着しなくても組み立てることは十分可能ですが、サイドフレームの先端部分は鋭利になっているため、
室内や、絨毯の上等、キズを付けたくない場所へ設置をする際はなるべく装着してご使用いただくことをお勧めします。

こういったパーツ類への細かい気配りも行き届いているのが、メタルシステムを使う上で嬉しいポイントですね。

ビームの取り付け

組み立て方の順番として、まずは2つのサイドフレームの間にビームを2本(手前と奥に)、 接続をしましょう。

サイドフレームには、およそ3.3cm間隔でカギヅメがあるので、ここにビームの穴を差し込み、装着することが出来ます。
すると、サイドフレームから手を放しても、もう一人前のラックとして立派に自立をしてくれます。

ビームの取り付けのポイント

組み立ての際、いっきにすべてのビームを取り付けてしまうと、 「ここの空間、もっと広げたいな…」と思った時に、
他のビームの高さも再調整する必要が出てくることがあります。

ビームも棚板も全て取り付けて、いざ置きたい物を入れようとしたら、高さが足りなくて全部付け直すのは大変ですよね。
この時にオススメしたい方法が、まずは奥側だけにビームをずらっと装着してみて、この時に棚板ごとの間隔をだいたいで決めておきます。

ある程度間隔が把握できたら、手前のビームも付けていきます。こうすることで、後から高さを変える必要が少なくなるのです。

シェルフの取り付け

シェルフの取り付けはとても簡単です。「ビーム」には、上下の向きが決まっているので、逆さ付けないように気を付けましょう。
上部に溝があり、そこへ「シェルフ」の縁をはめて載せるだけ。とってもお手軽なんです。

このシェルフは溶接が一切使われていない曲げ加工のみで作られています。
しかも軽量なのに1段あたりなんと150kgまで耐えられる頑丈さが魅力ですね。

※ラックの幅によっては棚1段分につき2枚並べてご使用いただきます。

ちなみにメタルシステムのラックは65.3cm~250cmまでの商品ラインナップがあります。 幅広いサイズ展開もメタルシステムの魅力の一つです。

組み立てが終わり、完成!

こちらからイメージに合うサイズを探してみましょう
こちらからイメージに合うサイズを探してみましょう

ラックの組み立てが終わり、棚板ごとのスペース確認も完了したところで遂に完成です!
最終チェックとして、実際に収納するデザイン本や書籍を置いてイメージ通りのディスプレイや収納が出来そうか、皆さんでチェックしていただきます。

今回は各段を均等の広さになるように、スペースの調整を行っています。

※メタルシステムは3.3cm間隔で高さの調節ができます。棚板を載せるツメの本数を目安にすると、格段の広さを調整しやすいです。

終わりに

いかがでしたでしょうか?
スチールラックと聞くとシンプルな収納用の棚という印象を持っていらっしゃる方が多いかと思いますが、
メタルシステムはデザイン性が高く、今回の様に見せる収納としてもピッタリですし、ショップのディスプレイや店舗什器としても人気の高い製品なんです。

また、撮影のご協力をいただきましたT社様、この度は年末のお忙しい中、快くご対応いただきまして本当にありがとうございました!
当店では無料でお見積りサービスも行っておりますので、 スチールラックをお探しの際は、ぜひフロアーズのショップを除いてみてください♪

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