湿気が溜まりやすい場所のカビやサビ、お悩み別対策方法!
バスルームやキッチンなどの水まわりをはじめ、クローゼットや収納スペースは気づくとカビが生えていたり、サビが付いていたりしませんか。
そんな悩ましいカビやサビの原因になるのが、ご存じの通り「湿気」です。
この記事では、湿気が溜まりやすい場所、カビやサビ・ジメジメした不快感などへの対策・予防方法を解説。おすすめの商品についてもご紹介します。
実は湿気対策は難しくなく、非常に簡単!憎きカビやさび、じめじめを解消して、生活の質を上げましょう◎
湿気が溜まりやすいのはこんな場所
まずは、ご家庭における湿気が溜まりやすい場所をチェックしていきましょう。
主な場所は以下の5つです。
・換気が不十分な場所
たとえば、バスルームやキッチンなどの水まわりをはじめ、クローゼットや収納スペースなど密閉されていて換気しにくい場所です。
・地下室や低階層・床下
地面からの湿気が浸透しやすい場所です。
地下室がある方は少数かもしれませんが、半地下部分にお部屋があったり、キッチンなどに床下収納があったりする方はチェックしてみましょう。
・窓や外壁に面している場所
窓の結露や外壁からの浸水リスクがあるので、カビが発生しやすい場所です。
・家電製品のまわり
エアコンや冷蔵庫、洗濯機など冷却水や冷媒、水を用いる家電製品のまわりは、使用時に湿気が発生します。
・水漏れが発生している場所
配管の故障や雨漏りなどが原因で水が漏れている場所は、カビが発生するリスクがあります。
カビを発見し、配管からの漏水や雨漏りに気づくケースも少なくありません。
湿気が溜まりやすい場所のお悩み別対策法
湿気が溜まりやすい場所の、以下のお悩み別対策法をご紹介します。
①カビ対策・予防策
②サビ対策・予防策
③じめじめ感の対策・予防策
カビを防止する方法
まずはカビを防止するためのポイントを押さえましょう。
・こまめな換気
高温多湿な環境はカビが発生する温床になります。
定期的に窓を開けたり、常時換気扇をまわしたりするなど、こまめな換気をおこないましょう。
お風呂場などには24時間換気システムが設置されている場合もあるので、備わっているアイテムはしっかりと活用しましょう。
・除湿剤、除湿機の使用
カビの繁殖を抑えるには、湿度50%以下を心がけることがポイントです。
市販の除湿剤を設置したり、除湿機やエアコンの除湿機能を活用したりしましょう。
除湿剤は水が溜まったら、忘れずに交換してください。
・防カビ剤、シート、スプレーを使用する
洋服などに用いる市販の防カビ剤をはじめ、クローゼットの棚や水まわりの棚に防カビシートを敷きましょう。
定期的に防カビスプレーをするのもおすすめです。
・湿気の多い場所のこまめな掃除
湿気の多い場所は、水気や汚れなどをこまめに拭き取ることが大切です。
湿気と汚れがあるとカビが繁殖しやすくなります。
・適切な収納
物を詰め込み過ぎると湿気がこもりやすくなり、カビの発生が高くなります。
適度な余白を空け、通気性を保ちましょう。
できたカビの掃除方法5Step
続いてカビが発生してしまった場合の掃除方法をご紹介します。
まず、事前の準備と掃除道具の準備をおこなってください。
●事前の準備
マスク、手袋、ゴーグルを着用してカビの胞子を吸い込まないようにする。
部屋を換気しておく。
●掃除道具
スポンジまたはブラシ、洗剤または専用のカビ取り剤、タオルや雑巾、バケツと水
①カビ取り剤を塗布
市販のカビ取り剤をカビが生えている部分にスプレーしてください。
化学的な成分が苦手な方は、酢や重曹を使用することも可能です。
酢はそのままスプレーし、重曹は水と混ぜてペースト状にして使用しましょう。
②放置
カビ取り剤を塗布した後、しばらく放置してカビが浮き上がるのを待ちます。
③こすり落とす
スポンジやブラシを使ってカビをこすり落としてください。
硬いブラシを使うと、頑固なカビも除去しやすいです。
④水で洗い流す
バケツの水で洗剤やカビの残りを洗い流してください。
⑤乾燥
水分が残っているとカビが発生してしまうので、タオルや雑巾でしっかりと水気を拭き取り、十分に乾燥させましょう。
収納棚などのカビ取り後に物を載せたい時は、十分に乾燥させてからにしてください。
じめじめ不快感への対策方法
じめじめとした不快を感じることは、湿度が高く、湿気がこもっているサインです。
カビが発生する温床となる環境ですので、じめじめ不快を解決しておくことも大切です。
以下の対策をチェックして、できることを実践してみましょう。
・室内の湿度を下げる
エアコンの除湿機能や専用の除湿機を購入して活用しましょう。
・換気
定期的に窓を開けて空気を入れ替えたり、換気扇をまわして湿気を外に排出したりすることが大切です。
・乾燥剤の設置
シリカゲルや炭などの乾燥剤を部屋の各所に置いておきましょう。
クローゼットや衣類収納の場合は衣類専用の乾燥材、それ以外は棚などの隅や靴箱の中など湿気が溜まりやすい場所に炭など、用途に合った乾燥剤を設置してください。
・生活習慣の見直し
調理中や入浴後に換気扇をまわす習慣を付けましょう。
音がうるさいからとか、電気代がもったいないからとまわさずにいると、カビで悩まされることになります。
室内干しをしたい場合には、換気を十分におこなうか、除湿機を使用するのがおすすめです。
じめじめ不快対策としては可能な限り、外干しをおすすめします。
・窓の結露対策
カビは高温多湿な環境を好むため、梅雨時期など夏に発生しやすいイメージもありますが、冬場もカビが発生することがあります。
カビが発生してしまう多くの原因は、結露の影響です。
窓際は寒いうえ、室内は暖房で暖かいので結露も生じやすく、カビが好む環境を作り出します。
窓ガラスに断熱シートを張ったり、結露防止スプレーを使用したりし、結露が発生したら速やかに拭き取るようにしましょう。
・観葉植物の配置
観葉植物は光合成などの働きにより、空気清浄効果を発揮してくれます。
ただし、水やりは控えめにしたほうがよいので、乾燥に強く、水やりがあまり必要ない観葉植物がおすすめです。
・重曹や塩を使った湿気取り
重曹や塩を容器に入れて湿気が気になる場所に置いておくと、乾燥剤のように湿気を取ってくれます。
低コストに湿気取りができ、余計なものを買い足したくない方やナチュラル志向の方にもおすすめです。
・新聞紙の活用
クローゼットや引き出しの底に新聞紙を敷いてみましょう。
たかだが新聞紙と思われますが、湿気を吸い取ってくれます。
新聞紙は定期的に交換しましょう。
サビ予防
サビができると、最悪の場合、もろくなってボロボロになったり、茶色い汁が出て周囲を汚したりしてしまうので厄介です。
そのため、まずはサビ予防が大切です。以下の対策を試してみてください。
・乾燥した環境を保つ
湿度を下げるために除湿機やエアコンの除湿機能を使用してください。
・定期的な換気
物置やガレージなどの収納場所は、定期的に換気をおこないましょう。
締め切っておくと湿気がこもり、カビやサビが発生しやすくなります。
・防サビ剤の使用
金属製品には防サビスプレーや防サビオイルを塗布するのがおすすめです。
素材や製品に合った防サビ剤を手に入れて使ってください。
・保護コーティング
あらかじめサビ止め塗装やコーティング剤を使って金属表面を保護しておくと、サビにくくなります。
・防水シートやプラスチックカバーで覆う
水気が飛ぶような場所は、あらかじめ防水シートやプラスチックカバーで覆い、水分が付着しないようにしましょう。
・適切な保管方法
金属製品は乾燥した場所に保管するなど、水気や湿気から遠ざけてください。
・乾燥剤と一緒に保管
工具やクギ、ネジといった小物などサビやすいものは、シリカゲルなどの乾燥剤と一緒に保管しておくとサビ予防になります。
・定期的な清掃
金属表面の汚れや湿気を定期的に拭き取ると、サビ予防になります。
できてしまったサビの除去方法
予防してもできてしまったサビは、以下の手順で除去・掃除しましょう。
①サビ取り剤の使用
市販のサビ取り剤を使用してサビを除去しましょう。
②研磨
サンドペーパーやワイヤーブラシでサビをこすり落としてください。
③洗浄と保護
サビを除去した後、洗浄して乾燥させます。
十分に乾燥させたら、防サビ剤を塗布して再発を防ぎましょう。
④重曹や酢を使用
サビ取り剤を購入するコストを抑えたい方や、ほんの少しのサビなので家にあるものでどうにかしたい方は、重曹や酢を使用する方法もあります。
ペースト状にした重曹をサビに塗り、ブラシでこすり落としたり、酢に浸けてサビをやわらかくしてから拭き取ったりしてみてください。
湿気が溜まりやすい部屋で活躍してくれる家具アイテム
水まわりや北側の窓が小さい部屋など湿気が溜まりやすい部屋、クローゼットの中などに物を置くとしたら、カビ・サビの予防対策が欠かせません。
置いたり収納したりするものを守るだけでなく、収納しておく棚などもカビたりサビたりしないよう対策が必要です。
たとえば、木製の棚は湿気の多い場所ではカビやすいアイテムのひとつ。
カビ・サビ対策としては、通気性に富んだオープンラック・スチールラックがおすすめです。
特に防サビ性能に優れたものを選べば、水まわりでも安心して使えます。
おすすめのアイテムをご紹介しますので、ぜひ参考にしてください。
おすすめアイテム
・ルミナス プレミアムライン ソリッドシェルフ付き 4段 幅60 幅61×奥行46×高さ161.5cm Z1H-60154
スチールラックの国内シェアNO.1の「ルミナス」シリーズの中でも、最強の防サビラックです。スズメッキと呼ばれる特殊なコーティングが施されており、飲食店の厨房などでも採用されるなど、水まわりでも安心して使えます。徹底的にサビを防止するなら、プレミアムラインがおすすめです。
・プレミアムライン一覧
さまざまなバリエーションがありますので、ニーズに合ったものを選びましょう。
・グレーのみ予約販売(通常1ヶ月以内出荷)ルミナスエクステリアラック 幅90 奥行46 高さ90 3段 EX9090-3
水やサビ、傷にも強く、屋外で使用できる優れた防サビ性能を有するラックです。ポリエステル樹脂塗装により、優れた防サビ性を発揮し、傷にも強いので屋外でも安心して使えます。
水にも強いので、屋外のガーデンラックとしてはもちろん、キッチンや洗面所など屋内でも活用できます。ルミナスには屋外ラックもさまざまなバリエーションがありますので、ニーズに合ったものを選びましょう。
・屋外ラック一覧
・耐水性のある収納ボックス
水まわりの収納やサビやすい金属製品などの収納には、耐水性に優れたトランクカーゴなど収納ボックスと組み合わせると、よりカビ・サビ対策を強化できます。
まとめ
水まわりやクローゼットの中など湿気がこもりやすい場所では、収納棚および置くもののカビ・サビ対策が欠かせません。
この記事でご紹介したカビ・サビの予防方法や掃除・除去方法をぜひ試してみてください。スチールラックや収納ボックスの活用もおすすめです。
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ライター。ヘルスケア・ワークライフの分野で、およそ10年執筆。
不安を「楽」「楽しい」に変えて暮らしを明るく…がライターとしてのモットーです!
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