飾り棚のディスプレイのコツを解説!雑貨店のような見栄えに
飾り棚をきれいに見せるうえで、
・ディスプレイが苦手なので失敗しない法則が知りたい
・種類がバラバラでも雑貨店のようにおしゃれに見えるディスプレイのコツが知りたい
とお考えの方も多いのではないでしょうか。
そんな方のために、お部屋の飾り棚をお店のように見せるコツを解説します。
雑貨店のような見栄えにするための、おすすめの飾り棚もご紹介するので、ぜひ参考にしてください。
置きたいものの種類がある程度固まっている場合
置きたいものの種類がある程度固まっている場合に気を付けたいことは、同じような見た目のものを並べるだけだと、のっぺりとした印象になってしまうことです。
美しく見せるためには、配置のバリエーションを出すようにしましょう。
飾り棚のディスプレイのコツは、
・配置の位置で「ただ並べただけ」を回避すること
・高さを出して立体感を出すこと
・色の効果で一気にキレイ見えさせること
です。
それぞれのコツを詳しく見ていきましょう。
配置で「ただ並べただけ」を回避
ディスプレイのコツを知らないと、「ただ並べるだけ」になりがちです。
ただ並べただけを回避するためには、単体で置く、複数で並べるなど、メリハリを付けましょう。
前後差を付けて配置するといったようにリズムを付けると、見た目の印象がアップします。
高さを出して立体感を
雑貨店のような見栄えにするには、高さを出して立体感を演出するのもポイントです。
あるものをただ並べるのではなく、見栄え良く飾るためのアイテムも活用しましょう。
アイテムの下に台を置いたり、異なる高さのスタンドを使ったりしてみてください。
高さのバリエーションを出したり、階段状にしたりするなどして立体感を表現するのがおすすめです。
色の効果で一気にキレイ見えさせる
色の効果で一気にキレイに見せられます。
同じ種類のアイテムを飾るにも、色のバランスを考えて配置することで、見た目の印象に大きく差が生まれます。
色の効果を使うポイントは、以下の3点です。
①使う色を2~3色に抑えて統一感を出す
②アクセントカラーを1色使う
③グラデーションのように並べる
③に関しては、たとえば濃いブルーから薄いブルーなど同系色でグラデーションを付けたり、色相環に沿って美しいグラデーション効果を出したりしましょう。
※色相環…上図のように色を円形に並べて、色の関係を視覚的に示す図です。
一般的に、色相環は色相(色の種類)を環状に配置し、隣接する色が連続的に変化するように並べられています。
置きたいものの種類がバラバラの場合
置きたいものの種類がバラバラの場合、異なる種類のものをただ並べただけでは、雑然とした見た目になってしまいます。
そのため、飾り棚にディスプレイする際は、
・高さをそろえること
・グループ化すること
・色で統一性を持たせること
が大切です。それぞれ、詳しくコツを見ていきましょう。
高さをそろえる
ここで明確に理解しておきたいポイントがあります。
先程ご紹介したように、同種のものを美しく並べるためには、高さの違いを出すのがコツです。
一方、種類がバラバラのものに統一感を出すには高さをそろえるのがポイントになります。
種類もバラバラ、高さもバラバラではバランスが悪く、見栄えが良くなりません。
種類がバラバラの場合には、高さ別に近くに並べるのがコツです。
たとえば、書籍を並べたい場合、ビジネス書、料理本などジャンルごとに並べるより、高さを基準に並べたほうが見栄えは良くなります。
文庫本と親書、ハードカバーの本があるといった場合に、本の内容よりも高さでそろえることで、見た目には美しく見えます。
グループ化する
種類がバラバラでも、ある程度の種類にグループ化することで統一感やバランスが取れます。
支離滅裂で規則性がないと、見る方は違和感を抱きます。
ある程度グループ化して、パッと見てどんなグループなのか気づけるようにするのがおすすめです。
色で統一性を持たせる
前述した、種類がある程度固まっている場合の色効果と同様、種類がバラバラである場合も色のバランスが重要になります。
統一性を持たせるポイントも同じで以下の3点になります。
①使う色を2~3色に抑えること
②アクセントカラーを1色使うこと
③グラデーションを付けて並べてみること
先にある程度の種類にグループ化するのがコツとお話ししましたが、グループに分けるのが難しければ、同系色など色別にグループにすると統一感が出しやすくなります。
ワンランクアップのディスプレイのコツ
雑貨店のような見栄えを目指し、ワンランクアップのディスプレイのコツを見ていきましょう。
ポイントは、
・季節感の出るアイテムをプラスすること
・空間に余裕を持たせること
・三角形を意識すること
・ライトアップを活用すること
です。以下で詳しくご紹介します。
季節感の出るアイテムをプラス
雑貨店などのお店のディスプレイは、いつまでも同じではありません。
春夏秋冬など季節ごとに変わったり、月ごとにチェンジしたり、ハロウィンやクリスマスといった季節のイベントに合わせて変わるのが一般的です。
いくら上手に飾れたディスプレイでも、クリスマスの演出がお正月になっても続いていたら、見栄えが良いとはいえません。
ご家庭でも一度飾ってそのままではなく、季節感のアイテムをプラスすると手入れが行き届いていると思われ、トレンド感を抑えた空間になります。
たとえば花瓶を置いて、花瓶の花を季節の花に交換。季節を感じる写真やイラストなどが入った、フレームの中身を入れ替え。
といったように、季節のイベントに合わせた飾り物などを置き換えていきましょう。
空間に余裕を持たせる
物が多い人や飾りたいものがたくさんある人ほど、実用的に並べがちです。
収納や保管ではなく、雑貨店のような見栄えになるように飾るには、いっぱい並べるのではなく余裕のある配置に並べましょう。
そのためには、ある程度ディスプレイするアイテムを絞り込んだり、季節に合わせて入れ替えたりするのがおすすめです。
三角形を意識する
飾り棚をバランス良く飾るためには、 三角形を意識するのがコツです。
最初に高い位置に何か1つアイテムを飾ってみましょう。
三角形の頂点となるアイテムは、高さがあるもののほうが良いです。
たとえば、デスクライトや写真立て、卓上カレンダー、花瓶などです。
また、三角形の頂点は飾り棚の中心部ではなく、重心を左右どちらかに少し寄せるほうがバランスは良くなります。
ライトアップを活用する
飾り棚を間接照明でやさしく照らしたり、周囲は暗くして飾ったアイテムをライトアップしたりすることで印象が良くなります。
デスクライトは三角形の頂点としての役割を果たしてくれるだけでなく、ライトアップにも活用できるので一石二鳥です。
高さを確保するのと同時に見せ場を照らしてくれるので、より立体的でムードが出て、雑貨店のようなディスプレイに見せられます。
おすすめアイテム
ここからは飾り棚におすすめのラックをご紹介するので、ぜひ参考にしてみてください。
EZBO ワイヤーラック 2段タイプ
細身のワイヤーラックです。
棚板もウッド調でおしゃれなうえ、色も選べます。2段タイプは観葉植物の植木鉢や花瓶、ぬいぐるみ、大きめの図鑑や雑誌などを並べるのに使いやすいです。
EZBO ワイヤーラック 3段タイプ
3段タイプであれば、より高さも出るので、その分たくさんのものを飾れます。
EZBO ワイヤーラック 4段タイプ
4段あると、上3段は飾り棚、一番下は見せない収納などのように分けることもできます。
EZBO ワイヤーラック 6段タイプ
6段タイプはすらりとした見た目なので、設置する横幅がない方、1つひとつ注目させて飾りたい方におすすめです。
ルミナスノワール フリーラック
ノワール系は、銀色で無機質なスチールラックを、フランス語で黒を意味するノワールカラーに塗装したものです。
ラック自体の見た目も、雑貨店にあるようなテイストで、モノトーンのインテリアでまとめたお部屋にも似合います。
ノワール突っ張りテンションラック
突っ張りが付いたタイプなら天井に固定できるので、万が一の地震の揺れなどによる転倒も防止できます。
また壁面収納なので狭いお部屋でも場所を取らずに、飾り棚ができるのもポイントです。
シックなブラックのノワールラックが気になった方は、以下のURLから好みのタイプを見つけてみてください。
ノワール一覧▶https://perfect-floors.jp/ic/noir
ルミナスラテ 隙間ラック 幅24.5cm×奥行59.5cm×高さ60cm 3段
ラテ系は、カフェラテのようなふんわりとやわらかな印象を与えてくれる、ホワイトに塗装したスチールラックです。
横幅24.5cmほどで、ちょっとしたスペースで飾りたい方におすすめです。
ルミナスラテ 隙間ラック 幅19.5cm×奥行44.5cm×高さ60cm 3段
幅19.5cmとよりスリムなラックです。
わずかな空きスペースでも、高さを持たせることでそれなりに飾れます。
ルミナスラテ 壁面突っ張りラック 4段 幅45cm
突っ張りが付いているので安定感があり、地震の揺れによる転倒を防止して、飾ったものを守ってくれます。
幅45cmなので、わずかなスペースでも置きやすく、お部屋の「装飾性」が一気に高められます。
ルミナスラテ 壁面突っ張りラック 4段 幅85cm
突っ張りが付いているので安定感があり、地震の揺れなどから飾ったものを守ってくれます。
幅85cmあるので、雑貨店並みにディスプレイができます。
まとめ
飾り棚を雑貨店のような見栄えにするには、置きたいものの種類がある程度固まっている場合と、置きたいものの種類がバラバラの場合でコツが異なります。
今回ご紹介したワンランクアップのディスプレイのコツや、おすすめの飾り棚もぜひ参考にしてみてください。
参考にして、あなたの理想の飾り棚をつくってみてはいかかでしょう。
ライター。ヘルスケア・ワークライフの分野で、およそ10年執筆。
不安を「楽」「楽しい」に変えて暮らしを明るく…がライターとしてのモットーです!
インテリアを通して心とカラダを元気にすべく、情報をおとどけします♪