ストレス知らず!カビないスチールラック&収納方法をラックのプロが伝授
梅雨が明けて、いざ夏物の洋服を出してみるとなんだかカビ臭かったり、実際にカビが生えていたりした!なんて経験がある方も多いのではないでしょうか?
中には、自宅で木製の棚を使っていたら棚自体がカビだらけに…なんてことも。
そのような収納のお困りごとは、収納棚に「スチールラック」を導入することで解決できます。
スチールラックは、カビや腐食に強いコーティングがされていたり、高さ調整をすることで湿気をこもりにくくさせたりと、さまざまなメリットがいっぱいです。
ここでは、スチールラックの効果的な使い方を、整理収納アドバイザーがご紹介します!
主なポイントは、
・「定期的に換気を行うこと」
・「除湿剤を使うこと」
などが挙げられます。それぞれ詳しく解説し、厳選したカビに強いラックも紹介しますよ◎
もう大切な物たちをカビさせてガッカリ…なんてこともなし!簡単お手入れだけで、快適に収納できるスペースを手に入れましょう。
■本章でも紹介する、粉体塗装でカビに強く、美しい見た目からも人気を誇る「ルミナスノワール>>」はこちら
カビない棚にスチールラックが最適な3つの理由
収納棚というと、木製棚をはじめプラスチックタイプや金属性のスチールラックなど、様々な素材のラックが存在します。
これらのラックにはそれぞれメリットがあり、環境に応じて活躍してくれます。
それでは、なぜスチールラックがカビ対策に最適なのか、その理由を解説しましょう。
【理由①】棚板が「網目のワイヤータイプ」だから湿気がこもらない
開放的で通気性に優れたワイヤータイプが湿気対策に最適と言えるでしょう。
棚板が隙間の無いフラットな天板タイプだと、下への空気の逃げ道がなくなってしまいます。
棚板がワイヤータイプの場合、棚板の底面からも空気を逃がすことができるため、湿気対策には相性抜群のラックと言えます。
【理由②】高さ調整ができるから余裕のある空間が作れる
スチールラックは高さ調整が可能なため、設置場所や収納するものに合わせて自由に調節できます。
そうすることで棚と棚の間に自然と隙間ができるため、スペースごとに余裕をもって収納することができます。
これにより、収納するものの重なり合いが少なくなり、大切な衣類をカビや湿気から守ることができます。
【理由③】腐食に強いコーティングがされている
スチールラックは水回りでも使用できるほど、湿気に強いアイテムです。
押入れの中に入れて使っても、サビにくく、カビも付きにくいので衛生的に使えます。
菌であるカビは、わずかでも発生するとどんどんと繁殖していきます。
収納アイテムにカビが発生すると、服やバッグなどの収納物にも繁殖していくおそれがあるので注意が必要です。
この点、スチールラックは湿気に強く、カビが発生しにくいので安心して使えます。
中には、より湿気に強い「スズメッキ」や「粉体塗装」が施されたバリエーションもあります。
これでカビを発生させない!湿気対策5選
上記のよう、にスチールラックはカビや湿気対策に最適なラックですが、これら湿気対策をすることでさらなる効果が期待できます。
湿気をこもらせない&カビを生えさせないための対策を講じながら、スチールラックをうまく活用しましょう。
①定期的に換気をする
カビ対策として、まず重要なポイントは換気です。
換気をしていない部屋には、暖かく湿った空気がこもり、天井付近にたまります。 カビは高温多湿を好むため、湿気がある場所では一気に繁殖します。
しかし、換気をして室内の空気を循環させれば、天井にこもった空気は外に逃げるので、カビの発生を防げます。
②木製のラックはなるべく避ける
木製棚は、木が呼吸する特性から木部本体に湿気が溜まりやすく、カビが発生してしまうことがあります。
特に気温・湿度が高くなる6月から9月は、 カビが繁殖しやすい時期なので、さらに注意が必要です。
湿気がこもりやすい場所では、なるべく使用を避けた方がいいでしょう。
③収納量は8割を目安に、通気性をよくする
ラックを使用する際、収納する衣類が多すぎると、定期的に換気をしても風が循環しにくい場合があります。
風通しを良くするためには、1スペースあたりの収納量に注意することが大切です。
例えばクローゼットや押入れに収納する衣類の場合、全体の約8割を目安にするとが理想的です。
ハンガーバーを使用している場合は、衣類の間に1着あたり3cmほどの隙間を確保するよう心がけてください。
④ラックの最下段と床の間に適度な空間を設ける
床とラックの間に空間を作ることで、空気が流れやすくなります。
これにより、湿気がこもりにくくなり、カビの発生を防ぐことができます。
直接床に接触している部分は湿気が溜まりやすくなるという性質がある為、空間を作ることで湿気の逃げ道を作ってあげましょう。
⑤除湿器や除湿剤を使用する
湿気対策の中でも最もお手軽にできるのが、除湿器や除湿剤の導入です。
除湿器は空気中の湿気を取り除き、室内の湿度を効果的に下げることができます。
特に湿度の高い季節や地域では、除湿器を使うことでカビの発生を大幅に抑えることができます。
また、小さな空間やクローゼットなどの除湿器を置くスペースがなかったり、引き出しなどの密閉された場所では除湿剤を使用して、湿気を吸収することがオススメです。
サビ強いスチールラック3選!
エレクター ベーシックシリーズ
他社よりも約5倍の膜厚でコーティングされている高品質のラック「エレクター ベーシックシリーズ」
業務用やプロ使用のラックとして絶大な支持を得ているメーカー、エレクター社より発売されている一般向けのモデルが「エレクター ベーシックシリーズ」(旧ホームエレクターの後継モデルです。)
サビに対する耐性はベーシックモデルでも圧倒的なスペックを誇ります。
一度手にしたらもう他のラックには戻れない。と本当に思うほど隅々まで丁寧な処理が施されており、当店イチオシのシリーズです。
ルミナスノワール
マットブラックの色味がスタイリッシュな「ルミナス ノワール」
ガードレールや自動販売機の塗装と同じ「粉体塗装」と呼ばれる特殊な処理を施されており、通常のクリアコーティングモデルと比べても、水気に対してかなりの耐用性が期待できます。
カラーもマットブラックとなっており、お洒落かつ湿気対策もしたいという方には最適なシリーズです。
プロフェイスシリーズ
SUS304ステンレス棚板で抜群の防錆性能を誇る「プロフェイス」
日本一の金属加工技術をもつ燕三条製のハイエンドモデルです。
「ソリッドシェルフ」と呼ばれるフラットな形状の棚板の生産を得意としており、隙間の無い平らな棚板をお探しの方にオススメ。
コストを抑えた「ガルバリウム棚板」タイプと、よりハイスペックな「SUS304ステンレス棚板」タイプの2種類がラインナップされています。
キッチン周りはもちろん、飲食店の厨房機器としても防錆性能を発揮してくれます。
まとめ
久しぶりに出したものがカビくさくなったり、お気に入りの洋服がカビてしまっていたりしてお悩みなら、スチールラックを使うのがおすすめです。
スチールラックであればサイズも豊富なため、様々な場所で使いやすく、網目の棚板で風通しもしやすくなるなどのメリットがあります。
収納時には、棚同士の隙間を空けるようにして詰め込みすぎず、通気性をよくすることを心がけましょう。
「収納方法についてもっと知りたい」「サイズに迷っている…」などでお悩みの際は気軽にご相談ください。
フロアーズにはルームスタイリストの有資格者や、お客様対応5,000件の実績をもつスタッフが在籍。
スチールラックの活用法や収納術、商品選びをお手伝いします!
多趣味です。コレクター癖アリ。近年スチールラックの便利さを知りました。
ルームスタイリスト、カラーコーディネーターの資格を取得してから、見せる収納が捗りすぎて日々物欲と戦っています。スチールラックの効率の良さ、素晴らしさをコンテンツを通じて発信していきます!